シリア:軍がイドリブ県郊外で「ヌスラ戦線」の支配下に置かれている複数拠点を破壊(4)
2022年02月17日付 al-Watan 紙
■トルコ占領軍が「シリア民主軍」戦闘員13名を殺害したと発表するなか、シリア・アラブ軍は「ヌスラ戦線」の複数拠点および倉庫、市場を破壊…シリア・ロシア合同航空連隊は「イスラーム国」を爆撃
【ダマスカス:本紙】
一方ある現場筋が東部砂漠地方の状況について本紙に伝えたところによると、シリア、ロシアの合同航空連隊が、ハマー・アレッポ・ラッカを結ぶ三角地帯内、およびヒムス県東部郊外のラサーファ市、ビシュリー山、スフナ市付近にあるイスラーム国の複数拠点に対する集中的な爆撃作戦を開始した。
同筋は、これらの空爆の目標が、イスラーム国が当該地域で隠れ家として用いていた複数の洞窟・要塞であったことを明らかにした。また航空連隊は同様に、ハマー県およびヒムス県内の砂漠地帯でイスラーム国の機械化部隊を爆撃し、DShK38重機関銃を装備し、同組織戦闘員らが搭乗していた四輪駆動車3台の破壊をもたらしたという。
同様の文脈で複数の反体制系メディアサイトが伝えたところによると、ロシア軍の航空隊は、ハマー・アレッポ・ラッカを結ぶ三角地帯に加え、ルサーファ砂漠、ビシュリー山付近、ヒムス県東部郊外にあるイスラーム国の洞窟、複数拠点に対する集中的な爆撃を行った。同複数サイトによると、これらの爆撃により6人のイスラーム国戦闘員6名が死亡し、11名が負傷したという。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52844 )