■シリア民主軍が支配下地域の住民らに対し、クルディスタン労働者党を支持するデモを組織・参加するよう強制

【ダマスカス：本紙】

民兵組織「シリア民主軍」は、自身が支配下に置いている複数の地域に暮らす何千人もの人々に対し、クルディスタン労働者党（PKK）の指導者であり、長年にわたってトルコ政権に拘留されているアブドゥッラー・オジャランを支持するデモを組織するよう強制した。

複数の反体制系ウェブサイトが伝えたところによると、シリア民主軍の民兵らはハサカ県、ラッカ県、ダイル・ザウル県内の複数の市町の住民らに、数千人が参加するデモのなかでオジャランの釈放を求めて数千人規模のデモを組織するよう強いた。

同複数サイトは同様に、シリア民主軍が「デモに参加しなかった全ての者の給与を下げる」として自組織の従業員らを脅迫したことを明らかにした。これにより、従業員らの間で怒りと不満が生じたという。

オブザーバーらは、シリア民主軍によるこれらの政策の目的は、世間の目をオジャラン拘留の問題に向け、トルコ政権に政治的な動揺を与えることにあると考えている。彼らは同様に、シリア民主軍による同様の動きは、彼らがトルコ政権によって「テロ組織」として認定されているクルディスタン労働者党と良好な関係にあることを示していると述べた。

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（ 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 ）
（ 記事ID:52845 )