シリア:「ヌスラ戦線」とその同盟者らにとっての選択肢(1)
2020年04月12日付 その他 - al-Souria.net 紙
■「ヌスラ戦線」とその同盟者らにとっての選択肢
【スーリーヤ・ネット】
新型コロナウイルス蔓延による危機のなか、そしてシリア・ファイルが地元の、あるいは域内の当事者らの関心を集めるなか、多くの人々が事態の打開を待ち望んでいる。
イドリブ県内の前線に再び火が付くことは、大きな賭けだからだ。遠かれ近かれ避けられない軍事作戦の始動は、コロナウイルスによって遅れている。
イドリブ県に兵力が動員・結集され、これまで以上の戦闘員や車両が送られていることからもこれは明らかである。「ソチ合意」が12の観測地点について言及したのち、トルコは同地域における軍事拠点の数を60まで増やした。
「イランの民兵」によって支援された(アサド)政権は、増強部隊を送り続けながら、自身をシリア・トルコ国境まで到達させるための戦いに向け準備をしている。
イドリブでは戦争の太鼓が打ち鳴らされることになる。しかしどの戦線が優先されるか、兵力の配備手段、戦闘の目標については、我々は知る由もない。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52863 )