エジプト:カイロ大学の包括的農村振興事業が開始(2)
2022年03月05日付 Al-Ahram 紙


■カイロ大学が火曜日にギザ県の村に包括的振興チームを派遣

【カイロ:マフムード・サアド】

そして、「包括的振興チームは、検診後の無料診察、外科手術の実施、医療品や医薬品の無料支給、重症患者のカイロ大学病院への搬送、獣医学的サービスの提供を目的としている。さらに健康的な食事、リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関して良質な健康環境)、女性の健康と乳がんの早期発見、低識字率、薬物依存や乱用の危険性などへの関心を引き起こすため、様々な分野の(住民の)意識を向上させるプロジェクトも用意する。加えて、『ハヤート・カリーマ』戦略を進めるために手工芸品の技術を教えるワークショップも開催する」と表明した。

一方、社会貢献・環境開発担当のムハンマド・サーミー・アブドゥル・サーディク副学長は、健康・社会・環境開発を促進し、優れた医療サービスを提供する包括的振興チームの重要性を指摘し、この活動によって農村地域の開発が進み、貧困地域の住民の負担が軽減すると説明した。さらに、多様な人材の能力を活用し、任務を最大限に遂行するための最新の機能を備えた包括的振興チームによって貧困地域での健康管理、医療、(健康への)意識向上の実現に向けた大学の取り組みを強調した。

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( 翻訳者:坂井七海 )
( 記事ID:52882 )