シリア:ヌスラ戦線がクラシー殺害作戦の事前察知を否定したのは、米国およびその諜報機関に従属しているという疑いを晴らすため(3)
2022年02月08日付 al-Watan 紙
■テロ組織「ヌスラ戦線」が米国によるアブー・イブラーヒーム・クラシー殺害作戦について事前に情報を得ていなかったと発表
【ダマスカス:本紙】
さらに同組織は米国による作戦に対する拒否・避難の意を表明しつつ、「いかなる目的であれ国家機構(イスラーム国)が解放区を利用することを許さない」と断言した。加えて「イスラーム国の悪と犯罪に立ち向かい続ける」意思を明らかにした。
ヌスラ戦線による声明は、同組織がイスラーム国の指導者を標的として降下作戦によって複数の民間人が死亡したことへの遺憾の念を抱いていることを示した。
さらに同組織は、自身が支配下の諸地域に暮らす民間人たちに対して犯した犯罪や脅威について忘れてしまったかのように、「降下作戦のプロセスはシリア人たちにあらたな懸念を抱かせ、(国内)避難民たちの間に恐怖と混乱をかきたてた」と続けた。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52895 )