シリア:ザーミル電力大臣が、ウクライナ危機が電力セクターに及ぼす影響が最少であることを明らかに
2022年03月09日付 その他 - Snack Syrian.com 紙


■ザーミル電力大臣「シリアは天然ガスやその他燃料を輸入していないため、ウクライナ危機の影響をもっとも受けない国である」

【スナック・シリアン・ドットコム】

シリアのガッサーン・ザーミル電力大臣は本サイトに対し、「600メガワットが追加で供給され、複数の発電所が稼働されることによって、(国内の)電力状況は改善し、来月4月の上旬には許容可能な範囲へと収まる」ことを明らかにした。

本サイトがザーミル大臣に対し、ウクライナ危機がシリアの電力セクターに及ぼす影響についての質問を投げかけたところ、同大臣は次のように答えた。「シリアの天然ガスや燃料は国内でまかなわれており、輸入されたものではないため、我々がウクライナ危機の影響を受けることはない」。さらに同大臣は次のように付言した。「シリアはこうした状況の影響をもっとも少なく受けている国家である。仮に影響が予想されたよりも大きなものとなってきた場合は、我々の対応は明確であり、ただちに予防措置を講じるだろう」。

ザーミル大臣は今日水曜日におこなったダルアー県への訪問に際して、「電力供給の優先順位は、農業が主要産業である各県に置かれる」ことを明らかにした。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52913 )