シリア:北西部を襲った暴風雨によって複数の難民キャンプが著しい損害を受ける(2)
2022年03月03日付 その他 - al-Souria.net 紙


■シリア北西部を襲った暴風雨によって12地点以上の難民キャンプが著しい損害を受ける

【スーリーヤ・ネット】

さらに彼は「当該地域における人道的活動を強化することによって、避難民たちがさらされている苦痛を緩和し、それを取り除く」よう呼びかけた

一方イドリブ県北部のマアッラト・ミスリーン市付近に位置する「コルニーシュ」キャンプを管理しており、そのなかで暮らしているアブドゥルカリーム・シハーダ氏は、暴風雨によって同キャンプが受けた被害について語った。

同氏は本サイトに対して「暴風雨が発生した結果、キャンプ内に存在する計175棟のキャンプのうち50棟が部分的に損傷した」と説明した。

同氏はこのような損傷が生じた要因について「暴風雨の強さに加え、3年以上にわたって使われているテントが消耗していたこと」を挙げた。

シリア人道対応調整隊は一昨日火曜日に発表したレポートのなかで、シリア北西部のキャンプ群に提供された対応の低水準は、将来的な人道リスクの増大を示唆するものであると述べた。

先月2月に発表された統計が示すところによると、避難所部門への(支援)対応率はわずか27%を越えない程度であったという。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52916 )