レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は3月24日に開催されるNATO特別首脳会議に参加するためブリュッセルへ出発する。
NATOはロシア・ウクライナ戦争と周辺での展開を注視している。同盟の首脳陣はこの動きに関して検討を行うため、最初2月25日にビデオ会議方式で招集されたが、今回はブリュッセルで一堂に会する予定である。
エルドアン大統領は外交交渉において、NATO加盟国の首脳陣やイェンス・ストルテンベルグ事務総長と継続的に肘タッチを交わし、電話や対面で多くの会談を行ってきた。
■エルドアン大統領、トルコの解決策を説明
エルドアン大統領は同行する使節団とともに3月23・24日にベルギーに滞在する予定である。ブリュッセルで行われるNATO特別首脳会談に参加し、ロシア・ウクライナ危機におけるトルコの姿勢をNATO首脳に説明する。2カ国間で停戦が行われるよう、大統領自身やスタッフが実施する外交上の作戦を訴える。トルコ政府の解決策を強調する予定である。
■同盟の防衛を強固にする方策について話し合われる予定
NATO首脳陣は会議で、ロシア・ウクライナ間で発生した事に関し今後の対処について意見交換を行い、同盟の防衛と抑止力を強固にする方策について話し合う。
会議にはアメリカ合衆国のジョー・バイデン大統領、フランスのエマニュエル・マクロン大統領、ドイツのオーラフ・ショルツ首相、イギリスのボリス・ジョンソン首相ら首脳陣が参加する。
エルドアン大統領はNATO会議に参加し、各国首脳陣と二者会談も実施する予定である。
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( 翻訳者:伊藤梓子 )
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