シリア:副外相がロシアに課された制裁措置を批判(4)
2022年03月02日付 al-Watan 紙
■アイマン・スーサーン外務在外居住者副大臣「ロシアに課された制裁政策は欧州の経済にもっとも悪い結果をもたらすだろう」
【ダマスカス:本紙】
さらに同氏は国際社会に対し、西側の植民地主義各国によるうぬぼれ、覇権主義、傲慢に直面するために立ち止まるよう求めた。
スーサーン氏は、「ロシアに対して課せられた制裁アプローチは欧州の経済にもっとも劣悪なかたちで返ってくるだろう」と指摘しつつ、欧州連合が「最小限の独立性さえ喪失したうえで、米国の誤った政策に従い、結果的に欧州市民がそのツケを払わされることになった」ことへの遺憾の意を表明した。
最後にスーサーン氏は、シリアが西側諸国の植民地主義勢力によって後援された各テロ組織を打倒した際の決意と同じ決意をもって、ロシアの能力を信頼していることを明らかにした。
さらに「不当な戦争や偽装、歪曲、捏造キャンペーンに直面している世界中の友人たち」を支援するとの意向を表明した。また同氏は、国際社会におけるロシアの役割の伸張は「緊急性をもって求められており、世界中の多くの人々が平和、安全保障、世界の安定を維持するために求めることとなった」と述べた。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52991 )