シリア:ハウル・キャンプで初の自殺事件が発生(2)
2022年03月15日付 al-Watan 紙


■ハサカ県東部郊外の「ハウル・キャンプ」でこの種の事例としては初となる自殺事件が発生

【ダマスカス:本紙】

また同複数筋が述べたところによると、彼女がレイプされた結果妊娠したことが、彼女が自殺した原因であったという。

民兵組織シリア民主軍は、同キャンプ内に、数千人におよぶイスラーム国戦闘員やその家族らのほか、シリア国籍やイラク国籍の避難民らを収容している。彼らのなかには、出身国がシリアで彼らを支援していたにもかかわらず、再びテロの脅威にさらされるとの懸念から、帰国することを拒否している多くの外国籍の人々が存在する。

2021年、ハウル・キャンプでは多くのレイプ犯罪が発生した。また同キャンプでは、それを管理するシリア民主軍が、収容されているイスラーム国戦闘員らによる武器・重火器の販売活動をコントロールすることが出来ていない現状に起因する治安上の不安が生じている。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:53001 )