シリア:シリア民主軍がアイン・アラブ市で児童2名を誘拐、隊列への強制徴用が目的か (4)
2022年03月01日付 al-Watan 紙
■民兵組織「シリア民主軍」がアイン・アラブ市で2名の児童を「隊列への徴用目的」で誘拐…ルクバーン・キャンプに居住する4家族が同地を後にし、シリア国家が支配する地域へと脱出
【ダマスカス:本紙】
同時期、レバノンのウェブ・ニュースサイト「ナシュラ」は同国の国内治安部隊総局による発表を伝えた。同発表によると、同国のマシュター・ハサン警察署は先月13日、シリア国籍の女性1名と彼女の娘2名が、密渡航業者を介して同国に不正に入国したとの情報を得た。彼女たちは現地で3人のシリア人に受け入れられたのだという。
その後彼女たちの連絡は途絶え、女性(母親)の夫のもとにメッセージが届いた。そこでは彼女たちを解放するために2万米ドルの身代金が要求されたのである。
治安部隊総局によると、誘拐犯らの居場所は同月20日に発見された。彼らはその後尋問を受け、身元不明の第4の人物(レバノン国籍)との共謀のもとで誘拐を実行したことを認めた。
同局は誘拐された女性らがいかなる金銭(身代金)を支払うことなく解放されたことを明らかにした。また誘拐犯らは管轄の裁判所へと身柄を送付され、同裁判所では犯人に対する取り調べ報告書が回覧されたという。
(3)に戻る
最初に戻る
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:53022 )