シリア:キング・サウード大学の教授が湾岸諸国とシリアの接近を「ポジティブな側面」と評する
2022年03月20日付 その他 - Snack Syrian.com 紙


■キング・サウード大学メディア学部のアンズィー教授が、湾岸諸国とシリアの接近を「ポジティブな側面」と評する

【スナック・シリアン・ドットコム】

サウジアラビア・リヤドにあるキング・サウード大学のメディア学部教授であるアリー・ダブカル・アンズィー氏は、アラブ首長国連邦(UAE)を筆頭とする湾岸諸国とシリアの間の接近が「ポジティブな側面」であると評し、「UAEが講じた措置(国交正常化)は、湾岸協力会議のその他の加盟諸国との調整のもとでなされたものである」と指摘した。

アンズィー氏は、UAEのウェブサイト「イルム・ニュース」が引用掲載した声明のなかで、次のように付言した。「GCCの加盟諸国は、地域が直面している課題に立ち向かうことを目的として、アラブの再統一およびアラブ人の言葉を拾い集めることを目指している。またこれらの国々は、アラブ内部の諸問題に対して外国が行うあらゆる側面における干渉を拒否している」。

さらに同氏は次のように述べた。「バッシャール・アサド大統領によるUAE訪問は、アラブ国家―アラブ国家同士の関係に改革をもたらすためのステップである。特にこの訪問の後にはアルジェリアにおけるアラブ首脳会議が控えているため、これにはさらなる他のステップが後続することになるだろう」。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:53027 )