イスタンブルの全公共交通機関の車両に50%、シャトル類に40%の値上げ案が反対多数で否決された。また、学生用割引カードの利用可能年齢を25歳までにする案も受け入れられなかった。
イスタンブル広域市市役所交通調整センター(UKOME)の会議がバクルキョイの1453年チュルプジュ社会施設において行われ、イスタンブルの運転手組合による50–100%値上げ願いが提出された。会議ではタクシー、ドルムシュ、地下鉄、メトロビュス、バスのような公共交通機関車両に対して50%、シャトルに対して40%の値上げ案が反対多数で否決された。
会議では、学生用割引カードの利用可能年齢を25歳までにする案も提出された。25歳以下の利用者へは標準料金を78リラ、25−30歳の利用者へは267リラ、30歳以上には390リラとする案も反対多数で否決された。
■1月中に36%の値上げが行われた
UKOMEの2021年12月会議において、公共交通機関料金が36%、シャトル料金も27%の率で値上げが行われた。新料金は2022年1月1日から施行され始めた。2022年1月1日に施行された値上げ料金は、正規料金5.48、学生料金2.66、教師及び60歳以上料金3.91リラで、月極カード430、学生カード78、教師及び60歳以上カード266リラとされた。メトロビュスでは、長距離料金8.13リラ、学生料金2.66リラ、60歳以上料金4.46リラである。
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( 翻訳者:岩田和馬 )
( 記事ID:53049 )