シリア:トルコ占領軍がシリア北部の戦線で攻撃範囲を拡大(3)
2022年02月14日付 al-Watan 紙
■トルコ占領軍がシリア北部の戦線で攻撃範囲を拡大…ラッカ県公式筋「シリア民主軍が作り出している恐怖の空気から脱却するためには民衆が覚醒することが不可欠」
【ダマスカス:本紙】
ラッカ県の公式筋は、分離主義民兵組織「シリア民主軍(SDF)」の統治下にある住民らが、同組織の「あらゆるかたちの脅し」によって「支配されている」ことを明らかにした。同筋はまた、同組織が作り出している恐怖の空気から住民らを脱却させるために「民衆が覚醒する」ことが不可欠であると強調した。
さらに同筋は本紙への声明のなかで、「シリア国家が初期段階で実施している和解プロセスとおよびバッシャール・アサド大統領を筆頭とする同国の指導層が実施しているイニシアチブによって、シリア民主軍の安眠は妨げられている。なぜなら、シリアの人々は自らの諸権利を行使し、通常の生活を送るために祖国のもとに戻っているからである」と述べた。
同筋によると、シリア民主軍は自身の支配地域にある、タルワーズィーヤ村も含む複数の村に対して「武器などの捜索」との名のもとで捜索キャンペーンを展開している。
さらに同筋は「シリア民主軍が自らの支配地域における市民社会に対して恐れの念を抱いており、市民社会が同軍に対しいかなる行動を起こすことを防止するためにあらゆる圧力をかけようとしている」との見解を示した。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:53077 )