シリア:シリア民主軍の元高官が同組織の刑務所で行われている拷問の実態を暴露(1)
2022年03月15日付 その他 - Snack Syrian.com 紙
■シリア民主軍で2年にわたって高官を務めたタラール・サッルー氏が、同組織の各刑務所で行われている拷問の実態を証言…サッルー氏「米国はこれらの刑務所でなされている全ての違反について承知している」
【スナック・シリアン・ドットコム】
「シリア民主軍」の元司令官であるタラール・サッルー氏は、同軍に属する各刑務所における拷問について言及し、それらの刑務所内で行われている拷問の犠牲になった人々の数は、これまで公表されてきたものよりもはるかに多いことを明らかにした。
同氏は、2017年にシリア民主軍を離れて以来居住しているトルコで放送されている「シリアTV」によるインタビューのなかで次のように証言した。「2016年、ハマーム・トゥルクマーン村の住民10人がラッス・アイン収容所に投獄され、彼らはその内部で粛清された。
この粛清の責任を負っているのは、現在ラッカ市全域を掌握しているフサイン・クッチャーであることに注意してほしい」。
シリア民主軍の元報道官であるサッルー氏は次のように続けた。「ユーフラテス川東岸部におけるシリア民主軍あるいはクルディスタン労働者党の存在に反対する者たちは、彼らにとって計画を実行するうえでの邪魔であり障害なのである。そうした者々の運命は、逮捕、粛清、ないしは金銭的あるいは政治的な恐喝にさらされることである」。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:53079 )