パレスチナ:イシュタイヤ首相、カタール首長にパレスチナ問題の展開について報告(1)
2022年03月26日付 al-Quds al-Arabi 紙

■イシュタイヤ首相はカタール首長にパレスチナ問題の展開について報告

【ラマッラ:アナトリア通信】

パレスチナ自治政府のムハンマド・イシュタイヤ首相は、土曜日、カタールのタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー首長に、最新のパレスチナ問題の展開について報告した。

パレスチナ首相府の声明によると、これは土曜日から2日間の日程で始まったドーハ・フォーラムの折に行われたという。

そして、イシュタイヤ首相が、パレスチナ問題の直面している困難と国際的な変化による影響についての概況をカタール首長に説明したという。

また、首相は「入植や土地の接収、家屋の取り壊しをエスカレートさせることを通じて、パレスチナ国家樹立の可能性をイスラエルが組織的に破壊している状況の中で政治的空白があり、それを埋める提案を持つ当事者はいない」と述べた。

そして、カタール首長に対しパレスチナの経済・金融状況の概況について説明した。

さらに、「イスラエルによるパレスチナの税金(税還付金)*からの違法な天引きと、国際的支援の減少により、パレスチナ自治政府は財政危機に陥り、その義務を果たせなくなる恐れがある」と説明した。

また、イシュタイヤ首相はパレスチナ問題を支持するカタールの立場を称賛した。

(*訳注:オスロ合意に基づき、パレスチナ・イスラエル間の輸出入にかかる関税やイスラエル支配地域内で就労しているパレスチナ自治区住人の所得税等はイスラエルが徴収し、毎月パレスチナ自治政府に還付することになっている。しかし、2018年3月、イスラエルはパレスチナ自治政府がパレスチナ人囚人やその家族に支払っている手当の分の金額等を還付金から差し引くと決定した。パレスチナ自治政府は差し引きを行わずに全額還付すべきとの立場をとっている。)

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( 翻訳者:中山早春 )
( 記事ID:53095 )