シリア:UAE外相「政治的な雰囲気は湾岸危機の終結を心待ちにしている」 (2)
2020年12月23日付 al-Watan 紙

■UAE外相「政治的な雰囲気は湾岸危機の終結を心待ちにしている。しかしカタールのメディアは、あらゆる合意を弱体化させることを決意している」

【ダマスカス:本紙】

同氏はその際次のように述べた。「直近の期間のなかで、生産的な複数の議論が行われた。 それらのなかで、すべての参加当事者らは、湾岸諸国およびアラブ諸国内の連帯および安定、そして最終的な合意に到達することへの意欲を表明した。その最終合意とは、それらの国々の間で永続的な連帯を実現するために目指されていることを構成し、その国民たちにとって良い方向に働くものである」。

来月5日には、サウジアラビアの首都リヤドで、湾岸アラブ諸国の首脳らが一堂に会する湾岸協力会議サミットが開催されることが決定している。クウェートのハーリド・ジャールッラー副外務大臣によると、同国は、同会議が「地域の情勢を検討するための機会を提供する」ことを望んでいるのだという。

湾岸地域はサウジアラビア、UAE、バーレーン、エジプトが、カタールがテロを支援しているとの主張によって、同国に対して陸、海、空(国境)の封鎖を課したのち、2017年6月から厳しい危機を経験していた。カタール政府はこの主張を否定したうえ、(封鎖主体諸国の主張を)「(湾岸地域の)独立した安定と主権を損なう試み」だとみなしていた。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:53114 )