シリア:シリア・アラブ軍が東部砂漠地方でイスラーム国の拠点を殲滅(1)
2022年01月15日付 al-Watan 紙
■シリア・アラブ軍が東部砂漠地方でイスラーム国の拠点を殲滅、「緊張緩和」地帯では「ヌスラ戦線」による違反行為に対応
【ダマスカス:本紙】
シリア・アラブ軍は昨日、東部砂漠地方で「イスラーム国」に所属する多くの戦闘員を殺害した。同軍の部隊は同時に、シリア北西部にある「緊張緩和」地帯でテロ組織「ヌスラ戦線」が幾度となく行っている違反行為への対応を行った。
ある現場筋が本紙に明らかにしたところによると、シリア・アラブ軍の部隊およびその補助部隊が、イスラーム国の細胞がダイル・ザウル県東部のマヤーディーン地区にある軍の施設に対して試みた攻撃に対峙した。また同筋が説明したところによると、彼ら部隊はイスラーム国との激しい戦闘を繰り広げ、同テロ組織の戦闘員の多くを殺害し、一部を負傷させたという。
さらに同筋は、シリアとロシアの合同航空連隊が東部砂漠地方の深部でイスラーム国の複数拠点に対する集中的な爆撃を実施したことを示した。
同筋が「緊張緩和」地帯に関して明らかにしたところによると、ハマー県北西部郊外で活動する軍部隊が昨日朝、ガーブ平原北西部に位置するサルマーニーヤ村およびドゥワイル・アクラード村にある「ヌスラ戦線」およびその同盟組織の拠点に対し重砲爆撃を加えた。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:53132 )