ウクライナ:プーチン大統領はブチャでの事件がシリアの化学兵器使用と同じフェイクだと主張
2022年04月12日付 その他 - RT 紙
■プーチン大統領:ルカシェンコ大統領は私にブチャでの煽動に関する文書を手渡した。
【n.d.:TASS】
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領がブチャでの破壊行為に関する文書を自身に渡したと述べたうえで、同市の状況はフェイクだと改めて指摘した。
プーチン大統領は今日火曜日、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領との記者会見で、同様の煽動はシリアでも行われており、そこでは、シリアのバッシャール・アサド大統領が化学兵器の使用の嫌疑をかけられたと述べた。
プーチン大統領は次のように述べた。
「西側の同僚が私にブチャについて話す時、私は彼らに尋ねたい。シリアのラッカに行ったことはあるか、と。アメリカの戦闘機が(ラッカを)更地にし、遺体は粉々になるまで何か月も市内に散乱した。だが、あなたたちは誰もそれを気に留めなかった。また、アメリカの航空機がある婚礼に対して行った一撃によって、数百人の人が殺されたということを覚えている人はあなた方のなかにはいない。そして、誰もそれを拒んでいない。全くの静けさ。しかし、シリアで挑発行為という措置がとられ、アサド政権が化学兵器を使用したと彼らが疑った時に、我々はこうした静けさを目の当たりにすることはなかった。そして、その後にこれらすべがブチャで発生したこととまったく同じように、事実の捏造であったということが明らかになった。
(後略)
( 翻訳者:石山遼・加島由紀音・杉浦駿 )
( 記事ID:53259 )