ウクライナ:西側のメディアはシリア人ボランティアをどのようにとらえているのか(4)
2022年04月12日付 その他 - Sky News Arabia.com 紙


■ウクライナ危機…西側の報道機関はシリア人ボランティアをどのようにとらえているか

【スカイ・ニュース・アラビア】

さらに同氏は次のように付言した。「そのためあなた方が、ドンバス地域の住民たちを助けるために同地域に向かいたいと考え、それが金銭的目的でない人々を見つけたのであれば、我々はポジティブに反応し、そうした人々が戦闘地域に到達することを支援する必要がある」。

歓迎を受ける西側の雇われ兵

西側、特に米国や英国のメディアは、ウクライナにおける外国人戦闘員(雇われ兵)の軍隊について話しながらも、ロシアがシリア人ボランティアにウクライナで戦う許可を出していることについては批判を行っているように思われる。これはまさに、一部のコメンテーターがそう評したところの「彼らにとってはハラール(合法)であり、ロシア人にとってはハラーム(禁忌)である」とでもいうべき様相を呈している。

米国、あるいは様々な欧州諸国出身のボランティアがロシア軍と戦うためにウクライナに到着していることに関して西側の情報や報道が過熱するなか、米国防総省(ペンタゴン)は
「戦闘目的でウクライナに入国を希望している米国人ボランティアの正確な数については不明である」との発表を行った。

一方ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は以前、自国でロシア軍と戦うための「国際防衛軍団」と呼ばれるものを形成し始めると発表していた。

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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:53289 )