シリア:シャーム解放機構の治安部隊による銃撃を受けた女性が手当の甲斐なく死亡(1)
2022年02月28日付 その他 - al-Souria.net 紙
■シャーム解放機構の治安部隊による銃撃を受けた女性がトルコでの治療の甲斐なく死亡、同機構は調査委員会の発足を誓約するも結果については明らかにせず
【スーリーヤ・ネット】
シリア人女性のファーティマ・アブドゥッラフマーン・イスマーイールさんが、イドリブ県郊外部とアレッポ県北西部の中間に位置する「ダイル・バッルート」通行所付近で「シャーム解放機構」による発砲に見舞われてから18日後、息を引き取った。
地元の「スフーフン町広報事務局」のウェブサイトが今日月曜日に伝えたところによると、ファーティマさんはトルコ国内の病院で怪我と戦ったすえに亡くなった。
ファーティマさんに近い人々は、頭部へ深刻な傷を負って以来、彼女は「臨床学的な死」の状態にあると言ってきた。そして実際、彼女は死の瞬間まで昏睡状態から回復することはなかった。
ファーティマさんは、彼女に近い人々がイドリブ県北西部のアティマ・キャンプ(彼女が暮らしていた場所)の付近で抗議活動に加わっていたのと同時期に負傷し、その後すぐに治療を受けるためにトルコへと移送された。
複数の地元筋が2月10日に本サイトに伝えたところによると、ファーティマさんはイドリブ県郊外とアレッポ県郊外の間でディーゼル燃料を輸送していた際、シャーム解放機構に属する治安部隊による発砲を受けた。
その後、イドリブ県南部のスフーフン町出身のファーティマさんの家族が、イドリブ県郊外部とアレッポ県北西部の中間部でシャーム解放機構に属する拠点を襲撃し、そこの備品を焼却した。
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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:53308 )