ウクライナ:「挑発的なビデオ」を公開したウクライナが日本に公式に謝罪(1)
2022年04月26日付 その他 - Sky News Arabia.com 紙


■「挑発的なビデオ」を公開したのち、ウクライナは日本に対する公式の謝罪を表明

【スカイ・ニュース・アラビア】

ウクライナは火曜日、第二次世界大戦期における複数の「血にまみれた」指導者をとりあげた「公式」ビデオクリップのなかに日本の皇帝(天皇)の肖像を掲載したことで、同国に公式に謝罪を行った。

英国の『ガーディアン』紙が報じたところによると、ウクライナ当局は同ビデオのなかで、第二次世界大戦期において日本を統治した昭和天皇の肖像を、アドルフ・ヒトラーおよびベニート・ムッソリーニに並べて掲載した。

ウクライナ政府はTwitter上の公式アカウントを通して、自国が親愛なる日本人を侮辱することを意図していなかったとしつつ、同国への「真摯な謝罪」を表明した。

さらにセルギー・コルスンスキー在東京・ウクライナ大使も、ビデオクリップを作成した全ての人々が「歴史に精通していない」としつつ、同件に関して謝罪を行った。

その後ウクライナは、昨月2月24日にロシアの軍事作戦が始動して以来、明確なかたちで自国政府側に立ってきた日本政府による圧力を受け、ビデオから日本の天皇の肖像を削除した。

日本はこれまでウクライナに3億ドルにおよぶ融資を行っており、同様に戦争を逃れた数百人の避難民を受け入れることにも同意した。

(2)に進む

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53337 )