パレスチナ:欧州5か国がエルサレムでの「挑発行為」を非難
2022年04月27日付 al-Mudun 紙

■欧州5か国がエルサレムでの「挑発行為」の停止を呼びかける

【n.p.:本紙】

国連安全保障理事会で欧州五か国が、パレスチナとイスラエルの双方に「エルサレムの聖なる土地での挑発行動の停止と最大限の自制」を呼びかけた。これは、イスラエル占領軍がここ数日、アクサー・モスクへの侵攻を繰り返していることを受けたものである。なお、最後の侵攻は火曜日の朝に行なわれた。

このことは、国際連合アイルランド政府代表部の政策調整担当者マーティン・ギャラガー氏が、エルサレムでの現在の緊張状態を巡って開かれた安保理の非公開の協議会後に発表した声明の中で明らかにされた。その協議には中国とフランス、アイルランド、ノルウェー、UAEが招集された。

ギャラガー氏は記者団に対して、自国のアイルランドだけではなくフランス、エストニア、ノルウェーおよびアルバニアを代表して発言する予定であると述べた。彼は「これらの国々はエルサレムでの緊張の高まりに深い懸念を表明しており、エルサレムの聖なる土地での挑発行為の鎮静化と即時の停止および最大限の自制を呼びかけている」と語った。

そして同氏は、「我々はすべてのテロ行為を非難し、(パレスチナ人とイスラエル人との間の)信頼に足る和平プロセスのための政治的地平を回復することが重要であると強調する」と続けた。

火曜日の朝、イスラエル占領組織の警察の強化部隊がアクサ―モスクの敷地内に侵攻した。侵攻はこれで三日連続となった。これらの侵攻の目的は、ユダヤ教の過越祭に際して自称「神殿の丘グループ」が高貴にして神聖な聖地の敷地内へ侵攻するのを確実に護衛することである。

(後略)

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( 翻訳者:オマルファーリス )
( 記事ID:53344 )