シリア:シリア民主軍がハサカ県内でシリア軍に対する包囲を17日にわたって継続(1)
2022年04月25日付 その他 - al-Souria.net 紙
■「シリア民主軍」はアレッポ市が包囲されていることへの報復として、ハサカ県内でシリア政権軍に対する包囲を17日にわたって継続
【スーリーヤ・ネット】
「シリア民主軍」は、シリア政権軍がアレッポ市のシャイフ・マクスードおよびアシュラフィーヤの両地区を包囲していることに対応して、ハサカ県内で同軍に対する包囲を17日にわたって継続している。
アサド政権系の通信社である『シリア国営通信』が報じたところによると、シリア民主軍による包囲によって、ハサカ県内における小麦粉や燃料物資の断絶に加え、公営パン店によるパン生産の停止が生じている。
同通信によると、こうした状況はハサカ市内の経済的・社会的活動に多大な影響を与えているという。
一方シリア民主軍に近い複数のメディア筋によると、これまでにロシアが仲介者として介入し、2度にわたって政権軍・シリア民主軍間の交渉を後援したにもかかわらず、現在までに両者間でいかなる合意は生じていない。
さらに同複数筋が本サイトに伝えたところによると、シリア政権軍の第4師団に属する部隊が同様にアレッポ市のシャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区を包囲しており、両地区に小麦粉と燃料物資、数点の食糧物資が導入されることを阻んでいるという。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:53347 )