■ヨルダン国王が米国高官らと両国間の軍事協力をめぐる協議を実施

【アンマン：本紙】

ヨルダン国王アブドゥッラー２世は金曜、米高官らと共に軍事面・防衛面における両国間の協力とテロとの戦いに向けた取り組みについて討議した。

ヨルダン王宮府は声明のなかで、同国王が米国フロリダ州にて米国中央軍の司令官であるマイケル・クリラ中将と同国特殊作戦軍の司令官であるリチャード・クラーク大将と会談したと伝えた。

さらに声明は、これら２つの会談がアブドゥッラー2世による米国への実務訪問の最初に行われたことを明らかにした。

声明によると、それぞれの会談を通してヨルダンと米国との軍事面・防衛面での協力について議論がなされたという。

さらに両会談では、包括的なアプローチの枠内における地域・国際規模でのテロとの戦いに向けた取り組みについて検討が行われた。

ヨルダンは、シリアおよびイラクで活動する「イスラーム国」に対抗する米国主導の有志連合のメンバーであり、両国の政府は緊密な軍事協力体制によって結ばれている。

アブドゥッラー2世は先月4月28日に期間未定の米国訪問を開始しており、その間に多くの米国高官と面会することが予定されている。

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（ 翻訳者:吉永伊吹 ）
（ 記事ID:53403 )