交通インフラ相「イスタンブルの地下鉄、70%が完成」
2022年05月07日付 Hurriyet 紙
交通インフラ大臣のアディル・カライスマイルオール氏は、バクルキョイ駅(イスタンブルのフェリー乗り場)~バフチェリエヴレル駅~ギュンギョレン駅~バージュラル駅(キラズル)を結ぶ地下鉄路線のトンネル掘削工事の完成式典で演説を行い、“「プロジェクトの進捗状況は本日までで70%に達しました”」と述べた。
アディル・カライスマイルオール交通インフラ大臣は、バクルキョイ~キラズル間の地下鉄路線のトンネル掘削工事の完成式典に出席した。カライスマイルオール大臣は式典で演説を行い、「現在、イスタンブル広域市自治体(IBB)が継続している鉄道路線もおよそ100kmあります。これらの路線はもっと以前から着手されていますが、残念ながら3年が経過した今も特筆に値する動きはありません。ペンディッキ・タヴシャンテペ~サビハ・ギョクチェン空港間の地下鉄路線、そして2年前にイスタンブル広域市自治体が行っていなかったために省庁として引き継いだバシャックシェヒル市中心部~チャム、サクラ市立病院~カヤシェヒルの地下鉄路線と、そしてキャウートハーネ~イスタンブル空港間の地下鉄路線を今年の夏の終わりまでに開通させます。国のサービスには全員に参加してほしいのですが、残念ながら見るべき成果がありません。私たちの国は敏感であり、市民たちはイスタンブルの無能さを目の当たりにしているところです。市民たちは投票箱で必要な答えを出すでしょう。」と述べた。
バクルキョイ~キラズル間の地下鉄線のトンネル掘削工事の完成式典がバージュラルで開催された。式典に出席したアディル・カライスマイルオール大臣は掘削工事現場を視察し、公正発展党のオスマン・ヌリ・カバクテペ支部長が同行した。視察終了後、カライスマイルオール大臣は記者会見を行った。
■「交通インフラ省が、イスタンブルの鉄道システムの50パーセント以上を提供します」
アディル・カライスマイルオール運輸インフラ大臣は、次のように述べた。「交通インフラ省として、国全体で14件のプロジェクトで総延長185kmの都市内鉄道路線の建設を続けています。バクルキョイ駅(イスタンブルのフェリー乗り場)~バフチェリエヴレル駅~ギュンギョレン駅~バージュラル駅(キラズル)の地下鉄線を含む7つの路線、計103.3kmの建設工事を続けています。最重要プロジェクトであるマルマライ、またレヴェント~ヒサリュトス地下鉄の合計80kmに、私たちは誇りをもって取り組みました。イスタンブルで建設中の地下鉄計画が完了すると、263㎞のイスタンブルの鉄道路線網は366.3kmに拡大します。これにより交通インフラ省は、イスタンブルの鉄道網の50%以上を保有することになります。ちなみに、トンネル掘削工事が完了したバクルキョイ-キラズル線の長さは8.4kmです。
この路線は、バクルキョイ・サヒル(フェリー乗り場)から、自由広場、インジルリ、ハズネダル、イルキュバ、ユルドゥズテペ、モラ・ギュラニの7駅を経由し、既にあるキラズル駅で終点となる。カヤシェヒル~バクルキョイの所要時間は39分、チャムとサクラ市立病院~インジルリ間の所要時間は31分、バシャクシェヒル(市中心部)~自由広場間の所要時間は30分へとそれぞれ短縮される予定です。プロジェクトの進捗度合いは今日までで70%に達しました」と述べた。
■「誰がイスタンブルのために働いているかをもっとも良く示している」
カライスマイルオール大臣は、“「今度の土曜日にも、わが国では2番目、世界では5番目となる海上を埋め立てた空港となるリゼ・アルトヴァン空港が供用開始となります。この空港は、5月14日にエルドアン大統領の来訪の下で開港する予定です。25年間のプロジェクトとなったバクルキョイ~キラズル間の地下鉄線の経済効果としては、道路の維持管理の負担軽減で240万ドル、時間短縮で360万ドルの合計600万ドルにもなります。この経済効果だけでも、誰がイスタンブルのために働いているかをもっとも良く示していると言えます”」と話した。
■「私たちの国は敏感であり、市民たちはイスタンブルの無能さを目の当たりにしているところです。」
カライスマイルオール大臣は、「今イスタンブル広域市自治体(IBB)が継続している鉄道路線もおよそ100kmあります。これらの路線はもっと以前から着手されていますが、もっと前から開始されたプロジェクトでした。地方自治体の最も重要な義務は、市民に安全で快適で経済的な公共交通システムを提供することです。残念ながら、3年が経過したにもかかわらず、見るべき成果はありません。一方、私たちはイスタンブルで続く計103kmの地下鉄建設を2023年まで完了し、イスタンブルの人々が利用できるようにします。ペンディッキ・タヴシャンテペ~サビハ・ギョクチェン空港間の地下鉄線と、2年前にイスタンブル広域市自治体が行っていなかったために省庁として引き継いだバシャックシェヒル市中心部~チャム、サクラ市立病院~カヤシェヒルの地下鉄路線と、そしてキャウートハーネ~イスタンブル空港間の地下鉄路線を今年の夏の終わりまでに開通させます。国のサービスには全員に参加してほしいのですが、残念ながら見るべき成果がありません。私たちの国は敏感であり、市民たちはイスタンブルの無能さを目の当たりにしているところです。市民たちは投票箱で必要な答えを出すでしょう。」と述べた。
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( 翻訳者:宮崎友裕 )
( 記事ID:53405 )