レバノン:民事婚の是非をめぐって割れる世論(2)
2022年05月22日付 al-Quds al-Arabi 紙
■レバノンで民事婚をめぐる議論…宗教指導者は挙手によってこれを支持したスンナ派議員を攻撃
【ベイルート:本紙】
SNS上では、民事婚(の是非)や聖職者によるスンナ派議員らへの見解をめぐる意見は多様であった。しかし一方で、現在この問題を取り上げることによる時間の無駄を避けるべきだと訴える人々もいた。
ジャーナリストのバッサーム・アブー・ザイド氏は「復活は、民事婚の話を基盤としている」と述べた。そして「兄弟よ、あなたが民事的であれ宗教的であれ結婚する前に、まず最初に結婚して住むための、そしてもし子供を連れてきたときに一緒に暮らせるための家を手に入れることができるかを確認したまえ」と述べたのち、「彼らは90年代初頭からこの話題について話しているが、まだ解決には至っていない」と付言した。
ララ・サマーハ氏は、「みなさん、今は民事婚かそうでないかを話し合うだけの時間です…ちょっとキプロスまで行ってこれば良いだけです…今こそ私たちの生活と経済の不安や崩壊を終わらせて、それから他のテーマに移ることにしましょう」と書いた。
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( 翻訳者:宮﨑梨菜 )
( 記事ID:53485 )