パレスチナ:イスラエル保安庁は「爆破および暗殺を計画した」ハマースの細胞の逮捕を発表
2022年05月27日付 al-Mudun 紙
■イスラエルはハマースの細胞の逮捕を発表…爆破と暗殺を計画
【本紙】
イスラエル保安庁(シャバック)は水曜、警察庁との協力のもとで、占領下エルサレムで活動する「ハマース」運動に属する細胞を逮捕したと公表した。
シャバックが明らかにしたところによると、今回逮捕された、エルサレムで暮らす複数の個人を含む細胞は、「イスラエルの標的に対する爆撃・武装作戦や兵士らの拉致、エルサレム市内の路面電車への(爆発物搭載)ドローン攻撃、クネセトの強硬派議員であるイタマル・ベン・グヴィル氏を含むイスラエル人らの暗殺」を企てていたという。
ハマースの細胞の発見は、ベン・グヴィル氏への警護強化の発表と時を同じくしてなされた。その際今年4月にエルサレム地域でイスラエル警察の協力のもとで実施された治安局の調査を公表することが許可されたが、シャバックの主張によれば、それが占領下エルサレムでハマースに属し、イスラエルの標的に対する攻撃を計画した細胞のメンバーの発見につながったという。
シャバックはプレスリリースのなかで、容疑者らがクネセト議員のベン・グヴィル氏の暗殺や爆弾の製造、兵士らの拉致などを含む、イスラエルの標的・人物に対する武装攻撃あるいは銃撃作戦の実行を計画していたことを明らかにした。
シャバックの主張によると、疑惑のかかっている細胞のメンバーらは、爆弾を搭載したうえでエルサレム市内の路面電車に向けて発射するために、小型ドローン1機を購入した。
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( 翻訳者:オマルファーリス )
( 記事ID:53496 )