シリア:シャーム解放機構の治安部隊がアンサール・イスラームの副総司令官を拘束(2)
2022年05月26日付 その他 - 7al.net 紙
■シャーム解放機構の治安部隊がアンサール・イスラームの副総司令官を拘束…自らの国際社会におけるイメージを「漂白」するための試みか
【ハッル・ネット】
本サイトが有する独占軍事筋によると、その構成員の総数は300~500人であり、彼らのほとんどはイラク国籍、イラン国籍、あるいはイラクのクルディスタン地区の出身者であるという。
この組織は2001年にイラクで設立され、当時の報道によると、同国のサッダーム・フサイン前大統領からの財政・軍事支援を受けていた。一方同組織は米国によって「テロ組織」として分類されている。
自身の国際的なイメージを漂白しようと試みるジャウラーニー氏
イドリブ県内の地元活動家らや政治家らは、ジャウラーニー氏がアンサール・イスラームに対してとっている昨今の振る舞いが、「シャーム解放機構が国際社会に対して自身の真正のイメージを描き出す試み」であるとみなした。
同活動家らはさらに「シャーム解放機構がテロリストのリストに掲載されている個人を意図的に逮捕し、それを米国に伝えるためにメディアで報じている」と付言した。しかし同組織は、特に「アブー・アブドゥッラフマーン・マッキー」など、以前に逮捕してきた(アル=カーイダ系組織の)指導者らを数か月前に釈放したのだという。
(後略)
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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53501 )