シリア:シリア北西部…シャーム自由人イスラーム運動とシャーム戦線の間で予想される大規模衝突(1)
2020年06月01日付 その他 - 7al.net 紙
■「シャーム戦線」と「シャーム自由人イスラーム運動」の間で想定される新たな大規模衝突…シリア北西部での影響力をめぐる派閥主義は今後も継続するのか
【ハッル・ネット】
シリア北西部の諸地域は、そこが「シャーム解放機構」(旧:ヌスラ戦線)によって支配されている地域であれ、トルコ政府の後援を受ける反体制派閥「シリア国民軍」派閥によって支配されている地域であれ、常に継続的な戦闘や安全保障上の脅威にさらされている。
派閥主義と勢力争いは依然としてシリア国民軍によって支配されている諸地域を席巻している。そしておそらく、今後数時間のなかで「シャーム自由人イスラーム運動」と「シャーム戦線」の間で発生する可能性がある衝突は、こうした地域における一連の紛争のなかでも最新の事例となることだろう。
当該地域の複数地元筋が本サイトに明らかにしたところによると、シャーム自由人イスラーム運動に所属する部隊の一つがシリア国民軍の「第3軍団」から離脱したことにより、同運動とシャーム戦線の間で大規模な衝突が発生することが見込まれているという。シャーム戦線は表面上、シリア国民軍の枠組みのもとで活動しているとされる。
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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53535 )