オマーン国
■オマーンが新油田の発見を発表
【中東通信社】
オマーンのムハンマド・ビン・ハマド・ルムヒーエネルギー・鉱物大臣は、オマーン国内で操業する複数の石油会社が新たな油田を発見したと発表した。そして、これにより2、3年以内に、5万~10万バレル/日の生産量増加が見込まれると述べた。
ルムヒー大臣は、土曜日にオマーン通信社が出した公式発表で、「オマーンの原油およびコンデンセート(超軽質原油)の生産量を維持、あるいは今後の市場のニーズに応じて増加させるために、エネルギー・鉱物省は引き続き油田の探査活動を推進していく」と断言した。
そして、「Yibal Khuff」プロジェクトやシェル社による第10鉱区の開発・生産、およびトータル・エナジーズ社による第12鉱区とイタリアEni社による77鉱区の探索活動などを例に挙げ、現在進行中のガス部門プロジェクトも石油分野に貢献していると説明した。
エネルギー・鉱物大臣は、「オマーンの原油埋蔵量は現在5.2億バレル、ガス埋蔵量は約24兆立法フィートではあるが、ガス部門の状態は今後数年間で改善する」という前向きな見方を示した。
(後略)
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( 翻訳者:原実都姫 )
( 記事ID:53553 )