シリア:シリア人造形美術家、東京開催の絵画・書道コンテストで国際平和賞を受賞の快挙
2022年06月07日付 その他 - al-Mayadeen.net 紙


■シリア人造形美術家であるサバー・ラッズークさんが東京都美術館における「第15回絵画・書道コンテスト」で国際平和賞を受賞

【マヤーディーン・ネット】

シリアの造形芸術家であるサバー・ラッズークさんが、「第15回絵画・書道コンテスト」の一環として東京都美術館で開催された展覧会で、国際平和賞を受賞した。

この展覧会には、コンテストの運営委員会によって指定された(45cm*35cm)の寸法に従った作品を携えて、世界中から200人以上のアーティストが参加した。

ラッズークさんは現在、中国で美術の博士号を取得する準備を行っており、これまで同国で開催された数多くの美術展覧会に参加してきた。それらのうちには、日本国際芸術アカデミー、香港芸術アカデミーなどの機関との協力のもとで開催されたものが含まれる。

ラッズークさんが明らかにしたところによると、彼女は今回の賞を受賞したのち、日本國際藝術研究院にメンバーとして加入するようオファーされたという。同様に彼女は、中国の文化省との協力のもとで、欧州で開催される複数の展覧会に参加するよう打診された。

彼女はこうしたオファーについて、次のようにコメントした。「あらゆるクリエイターにとって、文化的・芸術的な対話や、異なる文化への接触は非常に重要なものです。クリエイターはこのようにして、自身の文化的成果物へと反映される経験や知識をますます得ることになるからです」。

芸術家であるサバー・ラッズークさんは1991年生まれであり、シリアの首都ダマスカスで美術学部を卒業した。彼女はこれまで大学講師を務めたほか、シリア国内外で数多くの合同展覧会、ワークショップ、芸術フォーラムに参加してきた。彼女の作品はシリア文化省のみならず、世界中の国々で保有されている。

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53562 )