シリア:アサド大統領「シリアはトルコによる侵略に抵抗するだろう」
2022年06月09日付 その他 - Snack Syrian.com 紙
■アサド大統領がロシアのチャンネルによる独占インタビューを受ける…「シリアは公的にであれ、民衆レベルにおいてであれ、トルコの侵略に抵抗するだろう」
【スナック・シリアン・ドットコム】
シリアのバッシャール・アサド大統領は、トルコによる領土侵略に対して、シリアは公的にであれ、民衆レベルにおいてであれ、抵抗するだろうと述べた。さらに同大統領は、約2年前にシリア軍がトルコ軍の間で衝突が発生した際、前者が後者に損害を与えたと付言した。
アサド大統領は、チャンネル「ロシア・トゥデイ」による独占インタビューを受け、その模様は木曜日の夜に放送される予定である。これに先立ち同チャンネルはインタビューの一部抜粋を公開し、同大統領はそのなかで「ロシアが現在さらされているのは、共産主義が生じる前、あるいは第一次世界大戦が起こる前から続いている継続的な戦争である」との見解を述べた。
同大統領はさらに「ロシアは現在、北大西洋条約機構(NATO)拡大の話題とは結びつかない戦争にさらされている。この戦争は共産主義が生じるより前、あるいは第一次世界大戦が発生するより前であっても中断することがなかったものである…これは継続的な戦争だ。 ロシアの力は今日、失われた国際的均衡の回復をもたらしている」と述べた。
昨今、トルコがシリア領土内に侵攻するとの脅威のレベルが高まっていることは特筆に値する。一方トルコの各メディアは、この侵攻が今週中に開始される可能性が高いと報じた。
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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53567 )