エジプト:「自由シリア軍に参加した疑い」によりアズハル大学講師に懲役15年の判決が下る(2)
2022年06月09日付 al-Quds al-Arabi 紙


■エジプト重罪裁判所がアズハル大学講師に「自由シリア軍へ参加した疑い」による15年の厳格な懲役刑を下す

【カイロ:本紙】

≪「自由シリア軍への参加」の疑いによって≫

これに先立ちエジプト人権ネットワークは、検察庁が依拠している「自由シリア軍」を「テロ組織」あるいは「テログループ」とみなす告発に反論した。

同ネットワークは「エジプトおよびアラブ連盟は、自由シリア軍がそのもっとも重要な構成組織のひとつであるシリアの反体制派を、正当な代表者であり、バッシャール・アサド体制の代替勢力であるとみなした。

そしてシャアバーン氏が(シリアに)渡航し祖国の地に帰還した時、エジプトにおいて、自由シリア軍はテロ組織やテログループとして分類されていなかった。これはエジプトの官報や同国の裁判所の判決文のなかでは記載されてこなかった事実である」と述べた。さらに同ネットワークは以下のように続けた。

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( 翻訳者:前田 遥 )
( 記事ID:53593 )