エジプト:「自由シリア軍に参加した疑い」によりアズハル大学講師に懲役15年の判決が下る(3)
2022年06月09日付 al-Quds al-Arabi 紙
■エジプト重罪裁判所がアズハル大学講師に「自由シリア軍へ参加した疑い」による15年の厳格な懲役刑を下す
【カイロ:本紙】
「自由シリア軍は2013年3月26日にカタールの首都ドーハで開催されたアラブ連盟の会合に招待され、そこにはエジプトも参加した。
その際、アラブ連盟のもっとも重要な決定のひとつがシリアの反体制派を支持することであり、連盟からもどの加盟国からも、シリアの反体制派の支持を取り消す決定は出されなかった」。
エジプト当局が、シャアバーン氏がジャーナリストの故ワーイル・イブラーシー氏と面会したのち、2014年12月24日に初めてシャアバーン氏を逮捕したことは特筆に値する。
しかしシャアバーン氏は2019年5月16日に、ダカリーヤ県マンスーラ市で2014年に、法律の規定に反して設立されたグループへ参加したことに関連する容疑で再逮捕された。その後2021年9月に、エジプトの検察は同氏を釈放し、続く4日後に同氏を再送致したうえで異なる事件に関して調査することを決定した。
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( 翻訳者:前田 遥 )
( 記事ID:53603 )