主婦保険は誰が利用できるのか?
2022年06月13日付 Iran 紙


【イラン紙電子版】大テヘラン圏西部社会保険局長は1401年の主婦保険の保険料率について発表し、「いかなる保険にも加入していない主婦と若い女性は、12%の保険料率、510万リヤール[約1万6000円]を支払うことで、包括的社会保険に加入することができる」と述べた。

 サイード・ホセイニー局長は大テヘラン圏西部第6支部を訪れた際に、「主婦は3つの保険料率に基づいて保険金を受け取ることになる。①12%:退職年金及び退職後死亡保険 ②14%:退職年金及び死亡保険(退職前及び退職後の死亡) ③18%:退職年金・死亡保険(退職年齢前及び後の死亡と障害)」と続けた。

 ホセイニー氏はコロナ禍に見舞われた国内状況にふれながら、過去2年間は治療の問題に直面した非常に危機的な年だったとし、「コロナ禍の沈静化後、保険と市民の治療における適用の重要性がこれまで以上に注目を集めた。統計によると、イランの家族のための包括的な保険の総計のうち主婦保険の加入率は、1400年エスファンド月(2022年2月20日~3月20日)は同年メフル月(2021年9月23日~10月22日)と比べて、5.9%増加したことがわかった。」と付言した。

 同氏はこれまでの主婦保険とイラン人の家族におけるこの保険の重要性について触れ、「原則的に、様々な会社で雇用されている人は通常、保険に入っており、退職後に保険金を受け取ることができるが、子育てをし、家族の最も重要な柱として過ごす主婦たちは、この保険の恩恵を享受できないでいた。主婦たちはこの保険で退職と保険サービスの利用について心配することなく、さらに、保険に加入することで、将来のための金銭的な保証を得ることができる」と述べた。

主婦保険は誰が利用できるのか?

 同氏は「主婦保険は誰が利用できるのか」について、「どの機関にも雇用されておらず、仕事に従事していない主婦。保険料を支払った経験があり、以前はどこかで仕事に従事していたが、現在は主婦になっている女性。これらの人々が保険に加入した場合、保険歴に主婦保険が追加されることになる」と説明した。

 同氏は主婦保険に加入できる年齢について「18歳以上で50歳未満の主婦はこの保険に加入することができる。50歳以上で契約する場合は、50歳を越えた年数分に相当する保険料の支払い歴があれば申請は認められる」と述べた。

 同氏は、主婦であるが過去に職歴のあった人について「主婦保険の加入の前に保険歴がある場合、全ての経歴は退職時に考慮されている。契約に基づき、障害及び退職前と後の死亡(契約に含まれる場合)を含む社会保険機構の特恵、退職金の支払い、一人あたりの治療費振り込みの場合の医療サービス特恵の利用は、このグループのものとなる」と続けた。

 同氏はさらに「この種の保険で資格を有する者は、満55歳で20年間の保険料支払い歴があれば、社会保険機構から退職年金を受け取れる」と付け加えた。

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( 翻訳者:KCH )
( 記事ID:53625 )