■トルコの脅威を受け…シリア民主軍は「国境防衛に関する合意」の範囲を拡大するためにアサド政権と協議を行っていることを明らかに

【スーリーヤ・ネット】

「北・東シリア自治局」は、トルコによる「平和の泉」作戦の直後となる2019年に実現した「国境防衛に関する合意」の範囲を拡大することを目的として、アサド政権と協議を行っていることを明らかにした。

この発表は、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領を筆頭とするトルコ高官らが、シリア北部で「シリア民主軍」が展開されている複数の地域を標的とした軍事作戦を始動するとの意向を発表するなかでなされた。

北・東シリア自治局のバドラーン・ジヤー・クルド執行評議会共同副議長は、今日土曜日に発した声明のなかで「アサド政権との、国境を防衛するための合意が存在する」ことを明らかにした。さらに同自治局が「トルコによるあらゆる潜在的な攻撃を防止するため、同合意（の範囲）を拡張することについて協議している」ことを明らかにした。

さらに同副議長は、「国境の防衛に関する合意は2019年以来存在してきた」としつつ、今日ではロシアによる仲介のもと、「地域の利益および安定に向けて同合意を拡大するため」の協議が行われていることを明らかにした。

（2）に進む

Tweet

この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:国際メディア情報センター ）
（ 記事ID:53684 )