シリア:トルコによる侵略の脅威が高まるなか、ロシアがカーミシュリー空港に新たに300人の兵士を派遣(2)
2022年07月06日付 その他 - Snack Syrian.com 紙


■トルコの軍事作戦の始動に関する脅威が高まるなか、ロシアはカーミシュリー空港に新たに300人の兵士を派遣

【スナック・シリアン・ドットコム】

一方ロシアは、カーミシュリー市における軍事プレゼンスを強め、300人におよぶ兵士をカーミシュリー空港に派遣した。アフバール紙が引用したロシア系の情報筋(匿名)が述べたところによると、このような軍事的増強は、シリア北部の戦場で緊張が拡大する可能性が存在するなか、「自然なこと」であるという。さらにロシア側は約1か月前、同国軍司令官とシリア民主軍のマズルーム・アブディー最高司令官の間でもたれた会談を通して、「シリア民主軍が国境地帯から撤退する必要」にならび、「同地をシリア軍に明け渡す必要」について言及したという。

さらに同筋は、ロシア政府がシリア民主軍の司令官に対し、同軍は「シリア軍による保護を得られない限り、いかなる地域を防衛することはできないだろう」と伝えたという。

トルコがここ最近、シリアに対し新たな侵略行為を始めるとの脅迫を行ってきたことは特筆に値する。トルコに関しては、フィンランドとスウェーデンが北大西洋条約機構(NATO)に加盟することへの合意がなされたのち、米国から同様の攻撃を開始するためのゴーサインを受けとったとの言説が流布している。

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53711 )