シリア:クルド民族主義政党の共同指導部メンバーがスウェーデン、フィンランドのNATO加盟を批判
2022年07月03日付 その他 - Snack Syrian.com 紙


■民主統一党の共同指導部メンバー、ハリール氏がスウェーデン、フィンランドによるNATO加盟を批判

【スナック・シリアン・ドットコム】

クルド民族主義政党「民主統一党」の共同指導部メンバーであるアールダール・ハリール氏は「北大西洋条約機構(NATO)が最近行った複数の決定は、クルド人を対象とする包括的な計画の一環である」と述べた。

ハリール氏は『フラート』通信への声明のなかで、「NATOはスウェーデンを介して、反クルド人的な計画を新たに始動させた」と述べた(記者注:しかし、北・東シリア自治局の同盟者であるところの米国はNATOのリーダーでもある。彼らがこのように陰謀を企んでいる者たちと同盟を組んでいるのは果たしてどういうことだろうか?)。一方ハリール氏は、この声明のなかで米国政府について言及することは避けた。

一方同氏は、NATOがスウェーデンとフィンランドを加盟国として加えることを決定したことに関して、「これら2国の反クルド人的な姿勢を受け入れることは不可能である」と述べた。

さらにハリール氏は、スウェーデンは、「クルド人に対して自らの行動に関する反省を見せ、ポジティブなステップを踏み出す必要がある」と述べた。同氏によると、スウェーデンは「NATOが新たに反クルド人的な諸決定を行うための源泉」となったのだという。

(後略)

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53712 )