■米国高官らが、シリア北部におけるトルコの軍事作戦がまもなく開始されることを明らかに…イスラーム国は「シリア北東部でシリア民主軍の管理下にある複数の臨時刑務所に収容されている10,000人の戦闘員を解放するための作戦」の開始を決定か

【スーリーヤ・ネット】

米国高官らは、トルコがシリア北部で計画している「シリア民主軍」に対する軍事作戦の始動が近づいていることに関して警鐘を鳴らした。

米国の国営ラジオ放送「ボイス・オブ・アメリカ」が今日木曜日に伝えたところによると、同国高官らは、トルコがシリア北部で新たな軍事作戦をまもなく始動させることを明らかにした。さらに彼らは、トルコの動きが「地域内に存在する米国軍を危険にさらし、彼らが従事している「イスラーム国」との戦いに重大な影響をもたらすだろう」と述べた。

さらに彼らは「トルコの侵攻はいかなる利益につながることはないだろう」との見解を示した。一方同放送は、「米国政府がアンカラの剣の音を止めることに失敗した」と述べた。

米国防総省の中東問題担当副次官補であるダナ・ストロール氏は、「我々はシリア北部においてトルコが実施するいかなる作戦に強く反対しており、同国に対する抗議の姿勢を明確にした」と述べた。さらに同氏は、この作戦がもたらす悲惨な影響について警告しつつ、「それは米軍を危険にさらし、シリアにおけるこれまで以上の暴力へとつながるだろう」と付言した。

ストロール氏は、今回の軍事作戦がイスラーム国によって悪用されるだろうと述べた。同氏によると、イスラーム国が「シリア北東部でシリア民主軍の管理下にある複数の臨時刑務所に収容されている10,000人の戦闘員を解放するための作戦」の開始を決定していることを示す複数の情報が存在するのだという。

（後略）

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（ 翻訳者:国際メディア情報センター ）
（ 記事ID:53758 )