■イギリスとアメリカの複数の議員がエジプトの「広範囲な抑圧」を非難

【ニコシア：AFP】

イギリスとアメリカの議員約50名は、アメリカのジョー・バイデン大統領へ宛てた書簡の中で、エジプトのアブゥドルファッターフ・スィースィー大統領と土曜日（16日）にエジプトにおける「広範囲の抑圧」の問題について議論するよう呼び掛けた。

バイデン大統領は、土曜日にサウジアラビアで開かれる湾岸諸国との首脳会議に参加するが、そこに当該地域におけるアメリカの最大の同盟国の一つと見なされるエジプトのスィースィー大統領も参加する。なお、エジプトは11月に開催されるCOP27の開催国でもある。

書簡には、アメリカのバーニー・サンダース氏やイギリスのジェレミー・コービン氏も署名しており、「全ての視線がエジプトに注がれている。」と綴られている。

そして、「非合法的な渡航禁止や資産凍結、予防拘禁の問題に即時に対応するために、エジプト人の協力者と共に貴殿の持てる全ての手段を用いるべし。」と続く。

また、これらすべてのやり方が「エジプトの市民社会への一連の広範囲な抑圧におけるキーファクターとなっており、当局が批判を行う者たちを黙らせるのを可能にしている。」との見解が示されている。

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（ 翻訳者:石川修伍 ）
（ 記事ID:53760 )