シリア:シリア民主軍総司令官がトルコの侵攻によって生じる「全体的な戦闘」について警告(2)
2022年07月16日付 その他 - Snack Syrian.com 紙
■シリア民主軍のアブディー総司令官が、トルコの脅威がもたらす「大規模な戦闘」に関して警鐘を鳴らす…「トルコ軍はシリア人みなを標的とするだろう」
【スナック・シリアン・ドットコム】
さらにアブディー氏によると、今年6月にトルコが行った違反の内訳は次のようであるという。「300発の砲撃で、1,360発の迫撃砲弾を用いた300回以上におよぶ砲撃、6回におよぶ地上攻撃の試み、7回に及ぶ自爆ドローン攻撃(これによって児童2人を含む民間人6人が死亡、9人が負傷)、22回におよぶドローン攻撃」。
さらにアブディー氏は、トルコの脅威が自軍によるイスラーム国との闘争に与えうる影響について警鐘を鳴らし、「イスラーム国のメンバーらが収容されている刑務所ないしはキャンプにおける治安状態が悪化することを懸念している」と述べた。
同氏によると、「我々が6月に実施したイスラーム国に対する治安作戦の件数は、同組織戦闘員を73名拘束することに成功した前月と比較して半数にまで減少した。6月には、わずか30名が拘束されたにすぎない」という。
トルコは今年5月から、シリアに対するあらたな侵略作戦を実行するの脅迫を行っており、それは現在に至るまで続いている。トルコは複数の声明のなかで、「侵攻を始めるために望ましい機会を待っている」ことを明らかにしている。
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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53770 )