シリア:「イランの民兵」がアレッポ県に「2016年以来最大規模」の援軍を派遣(1)
2022年07月20日付 その他 - al-Souria.net 紙


■「イランの民兵」がダマスカスを起点とする援軍をアレッポ県郊外部に派遣…その規模は「2016年以来最大」

【スーリーヤ・ネット】

複数のメディアが報じたところによると、「イランの民兵」は過去数日のなかで、ダマスカス県南部から、アレッポ県北部郊外で「シリア国民軍」の影響下にある地域と接触する各前線へと援軍を送った。

地元のニュースサイト「ノース・プレス」が伝えたところによると、イランの民兵はダマスカス県南部に位置するサイイダ・ザイナブ地区から、アレッポ県北部郊外で反体制諸派閥の領域と接触する各前線へと援軍を送った。

同サイトによると、今回送られた援軍の規模は「2016年以来最大」だという。

さらに同サイトは、イランの民兵が「タッル・リフアト、ヌブル地域、ザフラーといった複数の地域で、準備態勢を極限まで高めた。さらに自軍の隊列のなかで活動するシリア人戦闘員を含む援軍を送ることにより、それらにおける軍事力を増強し、兵士および兵器の数を増加させた」ことを明らかにした。

さらに同サイトは、アレッポ県郊外地域で活動する「地域防衛隊」の司令官であるアブー・ザイナブ氏の証言を次のように伝えた。「我々の兵士らは完全な警戒状態にあり、臨戦態勢に置かれている。いかなるタイミングにおいても、トルコおよび同国が従える軍事諸派閥との衝突が発生する可能性がある」。

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53776 )