イラク:イスラーム国の攻撃により連邦警察の人員11人が死傷(1)
2022年07月20日付 al-Quds al-Arabi 紙


■サラーフッディーン県でのイスラーム国の攻撃によりイラク連邦警察の人員11人が死傷

【バグダード:本紙】

イスラーム国は、火曜から水曜の未明にかけて、サラーフッディーン県北部ダウル地域内の一地区において連邦警察部隊の治安基地を標的とした武力攻撃を仕掛けた。これにより、イラク警察部隊の人員11人が死傷した。

一方(政府系)セキュリティ・メディア・セルは水曜、ダウル地域ジャラーム地区で「テロが表出した」場所に、治安系高官らの使節団が到着したと発表した。

同機関はプレスリリースのなかで次のように述べた。「参謀総長、合同作戦副司令官、連邦警察司令官、陸軍司令官を含むハイレベルの治安使節団は、卑劣なテロ行為の状況を知るためにサーマッラー作戦室へと到着した。このテロ行為は、サラーフッディーン県ダウル地域内のジャラーム地区にある連邦警察基地の一つで、多くの英雄たちを殉教と負傷に至らしめたものである」。

さらに同声明は次のように付言した。「我々の各治安部門はこの非道な事件に関与した者たちに責任を取らせることに努める。これにはテロ組織のメンバーらに対する即時の報復が伴うことになるだろう」。

(2)に進む

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:佐伯麻実 )
( 記事ID:53781 )