シリア:ミクダード外相がテヘランで記者会見…「米国はシリアで敗北することになるだろう」
2022年07月20日付 その他 - Snack Syrian.com 紙


■ミクダード外務在外居住者省「米国はシリアで敗北することになるだろう」…「我々はトルコ化政策に並んで、トルコによるシリア問題への介入を拒否している」

【スナック・シリアン・ドットコム】

シリアのファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、米国に対してシリアから退去するよう呼びかけた。さらに同氏は「米国による占領が落日の途にある」と協調しつつ、「同国はシリアで敗北することになるだろう」と述べた。

同大臣は先ほどイランの首都テヘランで開催された、同国のホセイン・エミール・アブドッラヒヤーン外務大臣との共同記者会見のなかで、「トルコによるシリア侵略は地域の安全と安定を揺るがすことになるだろう」と述べた。さらに次のように付言した。「我々はトルコ化政策に並んで、トルコによるシリア問題への介入を拒否するものである。また違法な駐留を続けている全ての外国部隊には、シリアの領土から退去する必要がある」。

さらにミクダード大臣は、シリア政府が、同大臣の出席のもとで「アスタナ合意」の保証各国が参加した「テヘラン・サミット」を通して、イランが果たした役割を高く評価していることを明らかにした。

さらに同大臣は、「その政策が西側諸国の政策に対抗しているような国々に課せられた制裁措置は、国際法および国連憲章と矛盾している」と指摘しつつ、「世界に対する西側の覇権というページはすでに閉じられた」との見解を述べた。

ミクダード大臣はトルコ、ロシア、イランといったアスタナ合意の各保証国家が参加するテヘラン・サミットの開催に合わせて、昨日火曜日にイランに到着した。

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53782 )