シリア:ハマー県スカイラビーヤ市で「アヤ・ソフィア教会」がテロ組織による攻撃を受け2人が死亡(1)
2022年07月24日付 その他 - al-Souria.net 紙
■ハマー県スカイラビーヤ市で「アヤ・ソフィア教会」の式典が攻撃を受け2人が死亡…「ファトフ・ムビーン作戦指令室」はロシア軍による「大量虐殺」の報復としてラタキア県、ハマー県、アレッポ県内のアサド政権の複数拠点を攻撃
【スーリーヤ・ネット】
アサド政権は今日日曜日、ハマー県農村地帯に位置するスカイラビーヤ市で、「アヤ・ソフィア教会」のオープンに際して人々が集会を行うなかにミサイル1基が着弾したことにより、2人が死亡し、12人が負傷したことを明らかにした。
同政権の公式通信社「SANA」は、この攻撃を実行したのが(同紙がいうところの)「テロ組織」であると断定した。同紙は次のように報じた。「テロリストらが、スカイラビーヤ市におけるアヤ・ソフィア教会のオープンに際して開かれていた宗教的式典をミサイル1基によって攻撃した」。
一方、ハマー県農村地帯に位置するムハルダ市の民兵組織「国民防衛隊」の司令官は、Facebook上の自身のアカウントに、アヤ・ソフィア教会の敷地内で式典が行われていた場所に砲弾が着弾した様子を写した写真を公開した。
さらに活動家らは、同教会における祝典のさなか、この砲弾が着弾した時刻をシェアした。
これに先立ち、スカイラビーヤ市で活動する民兵組織「国民防衛隊」のナーイル・アブドゥッラー司令官は昨日土曜日、アヤ・ソフィア教会のオープニングセレモニーへの参加を呼び掛けていた。
トルコ政府がイスタンブールの建築物「アヤ・ソフィア」をモスクとして設定する決定を下したことを受け、アブドゥッラー氏が2020にハマー県スカイラビーヤ市に同名の教会の建立を発表したことは特筆に値する。
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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53800 )