シリア:シリア・クルド人国民イニシアチブ代表は政府とシリア民主軍の関係が「格段に改善している」と証言(1)
2022年07月24日付 その他 - Snack Syrian.com 紙
■シリア・クルド人国民イニシアチブのウースー代表が「政府とシリア民主軍の関係が以前と比べて格段に改善している」と証言…両者間の合意を「政治的合意」にまで発展させることを求める
【スナック・シリアン・ドットコム】
シリア・クルド人国民イニシアチブ代表のウマル・ウースー氏は「(シリア)政府と『シリア民主軍』を結ぶ環境は、以前と比べて格段に改善している」と述べた。同氏によると、これは両者の間で複数の会合がもたれたのちにみられる兆候であり、そのうち最新のものは数日前にダマスカスで開かれたものだという。
ウースー氏は、シリアの『ワタン』紙が掲載した声明のなかで次のように述べた。「トルコによるいかなる侵攻は、激しい抵抗という対応に直面することになるだろう。「アイン・アラブ、マンビジュ、アイン・イーサーという各地にシリア軍が展開されたうえ、シリア民主軍が臨戦態勢にあるからである」。
ウースー氏の見立てによると、直近に見られるシリア軍とシリア民主軍の間の融和は、両者がカーミシュリー空港で行った会合ののちに生じたものであるという。さらに同氏は、同様の接近を拡大したうえ、これを両者間の不一致を解消するような政治的合意にまで発展させることを求めた。
さらに同氏は「わずか数日前には、(北・東シリア)自治局の使節団もダマスカスにいた。私はこのような理解が拡大されることで、両者によって同意された愛国的アジェンダという枠組みのなかで、当該地域に国家機関が復帰することが容易になることを望んでいる。このように我々は、危機の原因やトルコの口実となっているものを解消したのである」。
(2)に進む
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53805 )