アククユ原発工事、急ピッチで進む
2022年08月02日付 Hurriyet 紙


トルコ最初の原子力発電所プロジェクトの建築事業が、ロシア政府の原子エネルギー機構ロサトムによって、メルシンのギュナル郡で継続されている。

2億ドルの投資で、共和国史上、トルコにおいて単独契約で行われる最大の投資であるという特徴を有するアククユ原発(NGS)は、その80%をトルコ共和国国民である、2万5000人への雇用をもたらしている。社会安全機構によれば、現在のところアククユプロジェクトは、メルシンの最大の仕事場である。プロジェクトは、昨年だけで、発電所が建築されたギュルナルから600人以上の人々が雇用された。
55万のパーツで構成されるNGSの建築は、電気‐エレクトロニクス機械、そして製造業とともに、これらの子会社と共に、数多くのセクターが仕事を行っている。アククユNGSプロジェクトに対して材料、人員そしてサービスを提供していて、数多くの事業を行っている何百人ものトルコ系会社が存在している。プロジェクトにおいては、650億ドルをもたらすことが目標とされている。トルコの供給業者にもたらされた注文は、全てで現在のところ320億ドルに達している。

最近、第四のユニットの基盤が作られて世界最大の建築場となったプロジェクトでは、第一ユニットにおいても原子炉格納容器、圧力ポット、蒸気発生器そしてメインサーキュレーションポンプのユニットのモンタージュが完了した。第二そして第三ユニットでも原子炉格納容器の取り付けが行われた。第二と第三ユニットにおいても原子炉格納容器のモンタージュが行われた。第二ユニットの内部保護コンテナにも第三層が備え付けられた。第三ユニットにおいても原子炉建物そしてタービン建物と原子炉建物の基礎にコンクリートが流しこまれた。アックユ原子力発電所の最初のユニットは、共和国建国の100周年に、つまりは2023年に運用が始まることが計画されている。

■アククユ原発は、彼らの手で成長している

最近、元受け業者が変わった後にこの仕事を担ったTSMエネルギーと、このプロジェクトで職務に当たったトルコ各会社の間では新たな契約の署名プロセスもまた、間断なく継続している。アックユ原子力株式会社総局長アナスタシア・ゾーテヴァ氏は、建築現場からおこなったビデオ付きの発表で、プロジェクトで職務に当たっているアックユ原子力発電所のフィールドで業務に当たっている、全てのトルコ人の請負業者たちのあいだで新たな契約の署名プロセスもまた間断なく続いている。ゾーテヴァ氏は、「プロジェクトにおける全てのトルコ人下請け業者たちと面談をしましたそして、皆さんが私たちのところで仕事をすると認めたのです。現在から、もっと仕事を行う必要となるでしょう」という表現を用いた。
ゾーテヴァ氏は、プロジェクトで職務にあたる全労働者たちの権利を守る、と述べながら「トルコ人労働者たちに対しても以下の言葉で声を上げていた。
「作業場で仕事をしている全ての労働者の友人たちの安全が守られること、そしてまた、彼らに対しての責務が無条件でもたらされることは、私たちが保証をしていることのもとにあります。そしてまた、彼らの権利が決して害を得ないこと、そしてまた守られる、ということについては全ての時間に追及を致します」

■「間断のない事業を継続致します」

「私たちが成功を収めようとしている、そしてまたアククユ原子力発電所の最初のユニットは2023に完成させる予定です。」と語るゾーテヴァ氏の後に、アックユ原子力発電所で職務にあたったトルコの各会社の労働者たちもまた仕事場からメッセージを送った。発電所タービンで得られる水を海へと送っているハイドロテクニック制作部門で仕事をおこなっているサユン建築物局長であるウムトジャン・ドア―ン氏は、「日中夜のローテーションをはじめとして間断なく仕事を行っています。トルコそしてロシアの下の下請け業者たちとともに負荷がかかりすぎないプロセスをとりおこなっています」と語った。アックユ原子力発電所の労働者たちも自身にとっての重要な経験になるだろう、と指摘をするドアーン氏は、
「私たちの作業が完了した際には、私たちの国にとって素晴らしいエネルギー供給源となることでしょう。原子炉が完成するまでは、私たちは仕事を行い続けることになります。ロシアそしてトルコ人の同僚たちとともにプロジェクトを皆で成功を収める形で執り行って参ります」と語った。

■「トルコにとって需要のあるこのプロジェクトを完遂させます」

アククユ原子力発電所の第9地域で、UEH教育建物の全ての業務を行っているマルタ建設も、プロジェクトの局長としてムラト・ドア―ン氏もまた、以下のように語った。「現在のところ137人での仕事を行っています。月末にまでは300人を行う予定です。137人のうち、現在までに99人がトルコ人労働者なのです。私たちのその他の友人たちは、国外からやってくる友人たちなどの人員から構成されているのです。300人に達した時にもまた、このバランスは変化をすることはないでしょう。トルコにとって必要不可欠であるこのプロジェクトに対して、貢献をし続けるつもりです。このように私たちは密度の高い仕事そしての密度の高いテンポで続けているところなのです。このような形で、トルコにとって必要不可欠なこのプロジェクトを完遂させるつもりです」

■「トルコにとってのよい収入源となるだろう」

アククユ原子力発電所の原子炉そしてトリビューンに対して冷却と作業用水を提供する予定のポンプステーションのうち2か所を完成させたと述べたアイドゥンネル建築のルフク・トレメズ氏も「社会保険に加入された1750人がいます。1750人のうち25人は外国籍の人員がいます。十分な動員が担保されてすぐに私たちはふぃるどでの業務を開始しました。契約の段階で私たちがもたらした仕事のプログラムを含めて濃密な形で継続をしています」という表現を用いた。
アククユ原子力発電所はトルコの原子力発電所の育成そしてクオリティを高めるという観点で重要なプロジェクトになると指摘をしたアイドゥネル氏は、「これより以前にトルコで作られたその他のいかなる原子力発電所も存在していません。この施設とともに、原子力施設のスタンダードそして制御の情報も同時に手に入れることになるでしょう。この情報はこの先に発展をさせて、トルコにとってよい収入源となることでしょう」という表現を用いた。

■「技術作業員の70%はトルコ人」
書面そして資格メディアにおいてアククユ原子力発電所に関して報道されたニュースを追っていると述べたセルバン建築職域チーフであるメルト・ケシャプ氏も、「濃密な速度で二つのスケジュールで仕事をしています。インターネット環境で書面そして視覚メディアで「外国人労働者だけが仕事をしている、トルコ人技術人員もしくはトルコ人の人員は仕事をしていない。」といった表現を私たちは見かけています。お判りになりますように技術人員の70%はトルコ人であり、業務に当たっている全労働者はトルコ人なのです」と話した。

■「トルコに対して500億ドルの貢献」
トルコの電気需要の10%を一つで賄う予定のプロジェクトでは、それぞれが1200マグワットの電力を有している4つの原子炉から構成される発電所では、年間の平均で、350キロワット時間の電力を供給する予定である。アククユが製造するこの電力は、アンカラそしてイズミルの合計電力需要、もしくはイスタンブルの電気需要の90%に達する。

200億ドルの投資によって建設された原子力発電所が全ライフサイクルの間、トルコにおける国内総生産への貢献予想は、約500億ドルになることが見込まれている。トルコそしてロシア間の「政府間協定」の警告によって、今日までにロシアへの原子力専門教育には317人の学生が送り込まれた。教育を完了した246人のトルコ人エンジニアはアックユで従事している。

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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:53848 )