シリア:エルドアン大統領が「テロリスト」の問題をめぐってシリアの諜報機関と連絡していることを明らかに
2022年08月06日付 その他 - Snack Syrian.com 紙


■トルコのエルドアン大統領が注目すべき声明を発表…「我々はテロの問題をめぐってシリアの諜報機関と連絡を取っている」

【スナック・シリアン・ドットコム】

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、同大統領が「テロ組織」と描写したものにかかわる問題をめぐって、自国の諜報機関がシリアにおける同様の組織と相互連絡を行っていることを明らかにした。さらに、「結果にいたること」の重要性について言及した。

エルドアン氏は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と会談したソチから帰国した際に出されたプレスリリースのなかで、シリアにおいて各「テロ組織」に対して講じうる措置をめぐってプーチン氏と合意に至ったことを明らかにした。

エルドアン氏は、これらテロ組織がシリアの統一を脅かしながら、シリア人、トルコ軍、トルコ国民に対する攻撃を実行していると述べた。同氏はこれら組織の筆頭として「シリア民主軍」を意図しつつも、同軍を直接名指しすることは避けた。

同氏は、プーチン氏が「テロとの戦い」をめぐってトルコの側に立っていると述べた。またこの問題に関連して、トルコ政府とシリア政府の間の協力は、それが可能である限りより公正なものとなるだろうとの見解を示した。

さらにトルコ大統領は、ロシアに対し自国と協力するよう要請した。また自国がシリアの諜報機関と連絡しているにもかかわらず、「テロ」は依然として続いていると述べた。

これに先立ちトルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、シリア政府が「テロリストら」を地域から追放するために、同政府に政治的な支援を提供する準備があることを明らかにしていた。これはシリア国内の2当事者が衝突するよう仕向ける明確な扇動の一環であるとみなされる。

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53879 )