年初から現在まで3リラで販売されてきたスィミットが50％値上げする。

人々がパンをめぐる闘争を繰り広げている。少し前に値上がりしたスィミットは再び値上げの道をたどっている。

ピデ・スィミット・チョレキの生産者・小売店アンカラ会議所のサバシュ・デリバシュ会長は、原価の極端な高騰がスィミットの価格に反映されている、とスプトゥニク通信に明かし、以下のように語った。

「スィミットは現在90グラムあたり4リラで売られているが、原価の暴騰をうけ、我々はスィミットの値上げを以前に要請した。全ての原材料が値上がりしている中、我々の一存では販売価格を値上げできない。私たちの上部組織がこの値上げを承認する必要がある。我々の要請は承認され、現在、正式書類を待っているところだ。その書類が来れば今週末からスィミットは値上がりすることになる。」

■50％の値上げ

デリバシュ会長は、原価の高騰により生産者が厳しい状況に立たされているとし、以下のように述べた。

「スィミットの原材料価格が日を追うごとに値上がりしている。賃料も有らん限り値上がりした。[政府は]月額最低賃金を今年のうちに2回値上げして、これに伴い人件費も上昇している。ガス代・電気代も高い。販売価格の引き上げ上げを要請したが、この要請が承認されるまでの間に再び原価が上がった。今度はスィミットは5リラで販売されることになろう。6リラで販売している生産者もいる。原価の値上がりに対処せざるを得ない。」

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（ 翻訳者:金子萌 ）
（ 記事ID:53880 )